第1回「DXとは何か」
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術の発達により、人々の活動方式を根本から変化させる事を意味します。
「IT用語辞典 e-Words」では、下記のように定義づけられています。
-----
デジタルトランスフォーメーションとは、企業や行政などの組織や活動、あるいは社会の仕組みや在り方、人々の暮らしなどがデジタル技術の導入と浸透により根本的に変革すること。
出典:「IT用語辞典 e-Words」
-----
DXの単語の成り立ちは、「digital transformation」の略称で、発音は、「デジタルトランスフォーメーション」、「デジタルトランスフォーメイション」などです。英語圏では、「trans-」「cross-」を「X」と略すため、「transformation」が「X」となっています。訳は、「デジタル変革」などです。
単なるIT化とは違います。IT化は今までの紙文化をPC化・タブレット端末化したり、口頭でのやり取りをSMSなどで行ったりする事です。
それに対して、DXは、本屋に直接購入に行かなくてもインターネットで購入する事で欲しい本を指定場所に届けてくれたり、製造用機械で故障してから修理の段取りを決めるのではなく、IoTを導入する事で機械の故障をいち早く検知し対応したりする事です。
IT化は作業で使用するツールが置き換わるだけですが、DXは作業そのものが根本から変わっています。
最近、DXはよく聞かれる単語となってきています。従来の方法ではなく、デジタルによる新たな方法での作業・行動が必要な時代を迎えています。
本記事では、DXについての基本的な事のみを記載しました。まだまだ紹介したい単語・情報が有りますので、次回以降の記事にて記載します。